「え? 深瀬さんと……?」
「もう! だから花火大会誘えって言ったじゃん! 先越されてどうすんの!」
「だって……誘うのとか、緊張するし。もし断られたらショックだし……」
「涼花がうじうじ悩んでる内に、深瀬はどんどん行動起こしてんだよ!? それで良いの!?」
新しい席の場所に運んでいた机をバン!と思い切り両手で叩かれ、私はしょんぼりとした顔ではあっとため息を吐く。
(深瀬さん、凄いなぁ……。花火大会なんて誘って。藤崎君も、それにオッケーしたんだ……)
「良くないけど……」
「九月に延期されてた奴が一個あるから、涼花も誘ってみな!」
「う、うん……」
「私もマコちゃん誘っちゃおぉ〜」
目をキラキラさせる相沢さんの後ろで席につくと、隣の席の人から話しかけられた。
「橘、何に誘うって?」
「もう! だから花火大会誘えって言ったじゃん! 先越されてどうすんの!」
「だって……誘うのとか、緊張するし。もし断られたらショックだし……」
「涼花がうじうじ悩んでる内に、深瀬はどんどん行動起こしてんだよ!? それで良いの!?」
新しい席の場所に運んでいた机をバン!と思い切り両手で叩かれ、私はしょんぼりとした顔ではあっとため息を吐く。
(深瀬さん、凄いなぁ……。花火大会なんて誘って。藤崎君も、それにオッケーしたんだ……)
「良くないけど……」
「九月に延期されてた奴が一個あるから、涼花も誘ってみな!」
「う、うん……」
「私もマコちゃん誘っちゃおぉ〜」
目をキラキラさせる相沢さんの後ろで席につくと、隣の席の人から話しかけられた。
「橘、何に誘うって?」