だとしたら、私はどうしたら良いんだろう。





「青ちゃんの事信じられないもん! 他の可愛い子と浮気する癖に!」

「あーもう! しないって言ってもどうせ信じないんだろ! お前もう帰れよ! 俺、本当に浮気するからな!」






一瞬ぼんやりしていた間に2人の話はヒートアップしていて、私は何故か突然玉川君からシャツの首根っこを掴まれると、そのまま玉川君の部屋の方へ引っ張られた。






「え? な、何? 玉川君」





猫の様な扱いを受け目を丸くしながらも
、苦しくなるせいで玉川君の力の通り足を進める。





(く、苦しい……。まさかこのまま、私を部屋に連れていく気じゃないよね……?)