またそんなつもりないとか言われて傷つきたくないし。自惚れるのはよそう。





「3人共、罰で放課後、反省文書かないといけなくなったね……本当ごめん」



「別に橘のせいじゃないじゃん。ってか、脅されてんの?何あの写メ。角度でキスしてるように見えるけど、してないってバレバレ」



「それはあの……」



「ハッキリ言え。優柔不断なとこ全然変わらねーな」






不機嫌そうに眉根を寄せる藤崎君に、若干肩をすくめながら私は怯える。