随分と前より態度が変わったけど、優しいところは変わらない。




やっぱり私はまだ洸太君の事が好きだと、横顔を見ながら改めて思う。




簡単には諦めきれない。





「洸太君は!何で保健室にいたの?どこか具合悪いの?」





明るく繕って話し掛けると、洸太君がゆっくりと私の方を向く。