薬を飲んで、ベッドに潜る。




~~♪~♪


~~♪







枕元に置いてあった携帯が鳴った。





手探りで携帯をとり通話ボタンを押した。







「………もすぃもすぃ?」





「もすぃもすぃって…。」






苦笑いの高島先生。





「…大丈夫か?」







「……あ」






「体調、悪いのか?」








「…そんなこと…ないですよ」







「まさに図星つて声だね。何、熱あるのか?」








「…………咳がでて、少し怠いだけです」







「…熱計った?」







「…。」







「蒼先生がいないわけだし、計らないと。」









「……わかってますけど…」







「…一週間も蒼先生がいないと不安だなぁー。季蛍家に1人だろ?」







「…はい」





「うーん…」