私、増田 夏は今日から高校生。
慣れない制服に着替え清々しい気持ちで北花高校に着いた。
「なつー、おはっよー!また、今年もよろしくね!!」
大きい声に驚いてふりむくと親友の前野
優那だった。
優那は、小学校からの親友でとても優しく正義感が強いのだ。
また、脚が長くとてもスタイルがよく顔も形が整っているのでどちらかというとクール系でモテる。
「ゆうな、おはよー。うん、よろしくね!」
挨拶を交わしクラス発表の紙を二人でドキドキしながら見に行く。
1-Cの紙に前田 優那と書いてあった。
恐る恐るそのしたを見ると私の名前も書いてあった。
「きゃー、やったね!夏と一緒だー!」
わたしも嬉しくて叫んだ。

そして、二人で喋りながら教室に向かった。
皆が話していてとても賑やかだった。
席を探して座ろうと向かっている時、二十代ぐらいの男の先生が入ってきた。
皆は一斉に席に走ってついた。
私も席に早く座ろうと向かった瞬間ドンッ…
誰かとぶつかってこけてしまった。
「ごめん、大丈夫?」
頭を抱えながら上を見上げると、、、