「なんで三人仲いいの」
昼休み、購買で買ってきた焼きそばパンを頬張りながら、あたしの親友の茜は聞いてきた。
「さぁ…普通なんじゃない?」
「何よそれ」
「なんで仲良くなったか覚えてない」
立ち入り禁止になっているこの旧校舎の二階の部屋に入りあたしたちはいつもご飯を食べている。
ここは調理室だったらしく各テーブルにはコンロと流し場が付いている。
まだ水や火は通っていて時々使っている。
「そういえば、瑞樹君が喧嘩してたじゃん」
「そうだっけ」
お茶を一気に飲み干して後ろに退け沿った。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…