学校は朝のホームルームが終わったらしく、人で溢れていた。
そのおかげであたしは先生に見つかることなく教室の入れた。
私の席はグラウンド側から二列目の席の後ろから二番目のナイスポジション。
バックを机の横にかると頭にノートを乗せられて上を見上げた。
「おい、寝坊介」
そう言ってきたのは隣の席の秋津瑞樹(あきつきずき)だった。
「つっ~」
両手で頭をふさいだ。
「今日、俺等日直だって」
「日直~?」
「寝坊介の代わりに俺が朝から先生のところに行ったんだからな」
瑞樹はあたしの机の上に学級日誌を置いた。
「あたしが書くの!?」
「じゃあ俺が書くのかよ。寝坊介の代わりに?」
「寝坊介じゃないもん!!」
「なんで遅刻したんだよ」
背中を壁にくっつけカッターシャツを腕まくりする瑞樹。
意地悪だなぁ
「ね…寝坊してないもん」
「寝坊してんだろ」
そのおかげであたしは先生に見つかることなく教室の入れた。
私の席はグラウンド側から二列目の席の後ろから二番目のナイスポジション。
バックを机の横にかると頭にノートを乗せられて上を見上げた。
「おい、寝坊介」
そう言ってきたのは隣の席の秋津瑞樹(あきつきずき)だった。
「つっ~」
両手で頭をふさいだ。
「今日、俺等日直だって」
「日直~?」
「寝坊介の代わりに俺が朝から先生のところに行ったんだからな」
瑞樹はあたしの机の上に学級日誌を置いた。
「あたしが書くの!?」
「じゃあ俺が書くのかよ。寝坊介の代わりに?」
「寝坊介じゃないもん!!」
「なんで遅刻したんだよ」
背中を壁にくっつけカッターシャツを腕まくりする瑞樹。
意地悪だなぁ
「ね…寝坊してないもん」
「寝坊してんだろ」