「いただきます」 袋からアイスを適当に取り、一口食べて笑ってみせた。 「お、いいもん持ってんじゃん」 後ろから顔を出してきたのは戸田だった。 戸田は勝手に袋からアイスを取り出して食べた。 あー・・・それは秋津が怒るかも 恐る恐る秋津の顔を見ると少し顔を赤くさせて秋津はその場から立ち去ってしまった。 一体どうなってるんだか。 秋津は五時間目になるまでもどってこなかった。