『花火はもう入れたから、早くしなさいよ』 「できたから今行くー!」 琉宇都は階段を駆け降り、母親の待つ車へと乗り込んだ。 『ちゃんとお行儀よくするのよ』 「大丈夫だよ!だってもう琉宇都6才だもん!」 琉宇都は3日前に誕生日を迎えていたため、真悟の家では、琉宇都の誕生パーティーもやってくれるみたいだった。 .*