「ただいまー」
「あら、龍お帰り。 本当に遅かったわねぇ」
「うん・・・・飲みすぎちゃって、友達んちで寝てしまってた」
「あんた、そんなことしてるから落ちるのよ?」
「ギクッ」
胸に手をあてる龍。
「お父さんがね・・・・あんたに話があるってー」
「ぇえ!」
「今日、会社に来いだってー とうとう・・・カミナリ落ちるのかなぁ?」
龍の母は鼻歌を歌いながら台所へと戻っていった。

「あの・・放任主義の親父が・・・・・・・カミナリ? やばい・・やばいぞ・・」
台所の方から声が聞えてきた
「帰ったらスーツに着替えてできるだけ早く来いだってー」

「ええーーーーーーーーー!」


やばい・・・やばいよ親父・・とうとう俺を高卒で就職させる気なのか?