「・・・。」

わたしは、黙りこむ。

「・・・っ。」

「あっ、ちょっと雫!!」

わたしは、 急に 教室を出て行った。

違うよ・・・実里・・・。

わたし、そんな言い方するつもりなんてなかった・・・。

でも、今は、話したくなかったの。

だから・・・。



「・・・。」

わたしは、屋上に足を運んでいた。

「はあー・・・。」

わたしは、手すりに腕を置いてため息をついた。

落ちつかない・・・。

雨のことくらいでイライラしちゃってさ・・・。