「・・・。」

少年は、ゆっくりうなづく。

変な子・・・。

「あ、あなた、何年生?」

「一年・・・。」

「い、一年・・・?」

ってことは、わたしと同い年ってことになるわね・・・。

でも、こんな子いたかな・・・?

「何組か、聞いてもいい?」

「え?」

少年は、澄んだ瞳でわたしを見た。

「僕は、1組だよ・・・。」

「え・・・。」

わたしは、目を見開く。

わたしと、同じクラス?