どんどん貝塚の

キスは激しくなっていった

まるで、

私の全てを包み込むように…


貝塚の舌と私の舌が絡み出した



「……ンッ……かっ、……いづっ……かっ……」


「……ん?」



「……く、苦しいぃっ………よッ……」



一旦離してくれた貝塚



「………ぷはぁ………」


「……可愛いね」


えっ、いきなりなに?!


「……てかちょっと、やめてくんない?」



よし、戻れ戻れいつものあたし


冷静な私……


「…なんで?」

そういって

ベッドに倒れこませるように

私を追い詰めていく貝塚



「いや、ちょっと!かいづ……きゃっ」

そのまま私はベッドに倒された


「……嫌なら逃げてもいーんだよ?梨沙ちゃん❤︎」


なに、その嫌味ったらしい声は!口調は!!!


それでも、私の体は

まるで催眠術にかかったかのように

動けなかった

というより


動かなかった…?