「うん、正解だよ。 よく分かったね、來世は分からないと思っていたよ。 阿呆だから。」 色気が増すのは來世のせいだろ、阿呆。 なんていう言葉が、口から出そうになったがなんとか口の中でとどまった。 「別に阿呆じゃないし。」 來世は少しむすっとしながら言う。 その顔は私をキュン死にさせる為にしているのか? その言葉も口から出そうになったが、必死に口の中でとどまめた。