「まゆ!」


「俺とのキス…少しでもドキドキした?」











「!!!」








陸とのキス…ドキドキしたよ。


でも…それは…恋とかじゃなくて


ただ…陸の気持ちが伝わったからだよ…。










「ドキドキ?」




「ドキドキしたよ!!」










「そっか!それだけ聞けたら充分だよ!」


「じゃ、今度こそまた学校で!」







そう言って陸は満天な星空の中


まゆに背を向け再び歩き出した。










「陸…こんな私を好きになってくれてありがとう。」




まゆは、満天な星空を見上げながら2粒の涙を落としながらそう呟いた。









*陸の告白*


END