「じゃ、俺…そろそろ帰るね。」

「じゃまた、学校で…。」










「うん。」
「あっ!陸…。」

「このまま幼なじみでいてくれるよね?」









「あったり前だろ!」
「俺らはずっと幼なじみだよ。」







「良かったぁ…。」







こうして陸の告白は幕を閉じ

まゆに背を向け歩き出そうとした…。



でも…。





俺…一つだけまゆに聞きたい事がある。




あの時のキス…。


まゆはどう思ったのだろう。



少しでもドキドキしてくれたのなら



俺はそれだけで充分だよ。