だから君から逃げ出したんだ。

ごめんよ。


君との日々を純粋に楽しめなくなった。

君を失うカウントダウンの日々に思えて。


水仙の蕾がふくらむのを純粋に愛でる事が出来なくなった。
可憐な花を咲かせるカウントダウンが始まってしまえば。
枯れゆく姿を想うのが怖い。


ゼロが来る日が怖くって。

ゼロの向こうが怖くって。


笑っておくれ。


ごめんよ。

ごめんよ。



…ごめん。