君が好きなんだ。 罪悪感を抱きながら少しずつ心を開く君が好きなんだ。 迷いながら僕の元へ引きずられる君が好きなんだ。 真っ直ぐに心を開き、迷わずに飛び込んでくる君だったなら、僕は好きにはならなかったよ。 だから彼とは別れないでおくれ。 いつも誰かのものでいて。 揺れる君は美しい。 ねえ、キスしよう。 完