カウント・ダウン
その他
完
0
- 作品番号
- 106637
- 最終更新
- 2009/09/10
- 総文字数
- 12,702
- ページ数
- 49ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 4,701
- いいね数
- 0
断片的な短編
*Thanks*
加賀谷イソラ さん
笑夜 さん
香純 さん
08/10/27
この作品のレビュー
たまに、訳のわかんない気持ちになることがある。 何かに突き当たったわけでもないのに、虚無感に襲われたり、漠然と寂しくなったり、泣き出したいほど悲しくなったり。 この小説が、その答えをくれたような気がした。 儚く、脆く、ひとりじゃぐらついて立っていられないような… そんな人間の弱さと。 大切なひとを想うときの、強く、優しい… そんな人間の強さとが。 ぎっしり詰まった、小説です。 泣いたり笑ったり、忙しい小説です。 私の感情が、忙しく動いてしまいました。 あっち行ったりこっち行ったり。 純粋に、大好きです。
どんな作品にも与えられるイメージがある。 この短い章にさらりと振りまかれたエッセンスが堪らなく感性をくすぐる。 軽快なリズムで綴られた本作のイメージは何故か“木漏れ日” 明暗こそあれ、そこには闇も眩しさもない。 心地良く柔らかい“温度”が脳に優しい。 見え隠れする心理の妙に頭を小刻みに揺らされる事も、この場合この上ない癒やしを与えてくれる。 大人の感覚は奥が深くて微妙なのですよ。 カウントダウンの“さき”にあるもの。 大切な物のような気がする。
この作品の感想ノート
香純しゃん
あるべき場所にあるべき言葉が。
なんてストライクな褒め言葉なの。相変わらずオチは読み手に投げっぱだけど、香純しゃんはいつも最高の受け方してくれるんだよね!
暖かいと捉えてくれるのは香純しゃんの心こそが暖かいからなのです。変化球もストライクで受けてくれる、貴重なナイスキャッチャーなの。
もったいないレビュー、ありがとうございます!
「単純に好き」って本当に嬉しい言葉だなあ…
感覚で好きーっっって時、私もよくそう言うから(笑)
かすみん、ありがとう!
ここしゃん…
これ、もうど真ん中です。
泣きましたです。
恐れ多くも、レビュー書かせていただきました。
なんていうか、暖かい言葉は暖かい人しか綴れないと思うんですよね。
ここさんのあったかさと、優しさとが、ところどころに詰まってて…心地よかったです。
ストーリー性もさることながら、言葉選び、言葉の美しさ、大好きです〜
組み立て方もすごい好き。カレーうどんのラストに「だいすき」がくるとことか、もうたまんないです。
あるべき場所に、あるべき言葉がある、って感じ。まさに適材適所です。
素敵な時間をありがとう!(^o^)
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