「光羽ってんだ」

「知らね、どんな子?」

獅季は首を傾げながら呟く。

「髪が腰まであって、地毛の赤茶。
優等生タイプな感じで
よく笑う奴ー」

俺は光羽の事を
思いだしながら話した。

「.............」
そんな俺をジッと見る獅季。

「なんだよ...」



「いや、その光羽って子
全くお前に会ってないじゃん」

......

まぁ、会ってはないかも.....。