「明日は大学?」

「うん」

獅季はカウンターに座りながら
口を開いた。

「そっか。
何時に終わるの?」

「んー....2時かな?」

私は首を傾げた。

「ん、」
獅季は頷いた。

「え?なんで...?」


「迎えに行く」


獅季は私の目を見た。


ジッと見られると少し恥ずかしい。

「あ....ありがとう」