「きゃぁ、威月君凄いよぉ」

「「!?」」

私と獅季は勢いよく振り向いた。

「.....威月」

獅季は目を見開いてる。

私は獅季の手を強く握る。

「......」

「え?威月君?なぁに?」

威月の隣にいた女は動揺している。

「獅季、行こう」

私は獅季の手を引っ張った。