「僕じゃなく僕たち。だろ?」



沖田さんの後ろからひょっこりと現れた永倉さんと藤堂さんがつっこみをいれる。



それを無視して
「あーそうそう。あんずさんは蝦夷だったな一日だけ泊まってもらう予定がすまなかったな。もう一日と言わず一生屯所に居てもらっても構わんが。」
と近藤さん。



「僕、賛成します。まだあんずちゃんの手料理食べてません」
と沖田さん。



「華がないって言いますか..」
と永倉さん。


「そうそう、むさ苦しいってもんじゃないですよ。暑苦しいんですから」
と藤堂さん。



「あは。ははは...は」


冗談を..。元の時代に帰る方法だって見つかってないのに。お世話になるなんて。
とりあえず今自分がやる事をこなしていったらいつかは帰れそうな気がする。

明日、頑張ろう。