「豊玉さん....じゃなかった土方さん、こんな可愛らしい娘どこで拾って来たんですか?」





(わーっ!危ない危ない、この前土方さんの部屋を掃除している時、偶然台の上に書きかけの俳句を見つけてしまったなんて。しかもかなりの下手。なんて言ったら、僕の命はないだろう。)





「んんっ」




(それに、この子)





「ふふっ」





この時、僕が何を考えていたかは、内緒。
だってこの子、山崎さん並みに反応が面白いんだもの





「こら、沖田やめろ」





(ちぇっ)


土方さんに怒られ渋々女性から離れる





「失礼しました。ところで君の名前は?」





僕は一旦頭を下げ、女性に名前を聞いてみる
知っておきたいしね。