「で??宇宙は、杏莉に口元殴られた。ってわけですか。だっさ。」


「ちょ、何故そうなる!?違う違う。いきなり鼻血出たんだよ!!」



いい歳いった30代のオッサンが呑気なことを。


「日向!そいつ、熱あるからな!!」


「へー。」


と、言って杏莉のおでこに手を乗せ、手首に指を当てる。


「熱、結構高いね。一応皆起こしてこよう」


俺、一応...いや、青龍引退してから医者になったからこういうのはできる。


鼻血出してる宇宙はほっとこう。興奮して鼻血出たんだろ。そのうち止まる。



杏莉と宇宙の部屋から出て、杏莉をリビングに置いて、皆を起こしに行った。



〜日向side(end)〜