よし!

そうと決まったら逃げるわよ



こういう時は以下に早く危険を察知して対処法を取るかが大切なのよね。



よし、それじゃあ5秒後に走って逃げるわよ

いいわねアリス、あなたはやればできる子よ

世界記録をぬりかえる速さで走るのよ!


いくわよ、

5,


4,


3,


2,


1,


ゼ,


「おい!
今からそっち行っから待ってろよー」



な、なんてタイミングの良さなの!?


狙ったわよね、今の絶対狙ったわよね!?



ま、まあいいわ少し焦ったけれど私がすることは変わらないわ

さ、走ろう!

3,

2,

「あっ、お前動くなよー
動いたら間違えて踏んじまうかもしれねぇからー」



なんなんだこいつは!!


そんなこと言われたら怖くて動けないじゃないか!

走れないじゃないか!





「よっと、ふぅー
久しぶりに人が来たから焦ったぜっ……ッ!?」




うわー、上から人が降ってきたよ

アリスびっくりね

それよりも、この人私のこと見て、今の私以上に驚いた顔してるのだけど


驚き過ぎて息してないわよこの人

大丈夫かしら

「あのー、大丈夫ですか?」

「私の顔にそんなに衝撃的なものついてますか?」


「☆*△!θ?!」

「?(この人ちょっとイっちゃってるんじゃ…)」

こういう時は…そう!逃げる準備ね!
よし!私はいつでも行けるわよ!



「あ、ああああ、ああ、、…アリス!!!」
「アリス!お、お前アリスだよな!」