「ゆっちゃん、ごめんなさい」





美玲ちゃんは頭を下げて謝ってきた。






「あたし、ゆっちゃんにたくさん酷いことをして、
傷つけて、
怪我までさせて
ごめんなさい!」








深々と何度も頭を下げる美玲ちゃん。









『もういいよ。頭上げて?

確に辛かったし、
痛かった。

でも私美玲ちゃんに感謝してるんだ』






「えっ?」








顔を上げた美玲ちゃん。