…いつの頃からだっただろうか

僕は周りより頭一つ秀でているモノがあった

人々はそれを才能と呼び、僕の創るものを口々に称賛した

けれどそれと同時に、僕は独りになった

一人ではない、"独り"だ

そんな毎日に耐えきれなくなった僕は、彼女を作り出した

『ご主人さまっ♪』

彼女の名は…AI・ハル