それから数日後、私は私立図書館まで足を運んだ。


誰にも話せないのなら本と話せばいい…


しかし何で今更?


私はただの軽い記憶喪失…


そんなのわかっている。


ただ腑に落ちないのは明らかに私の脳裏を狂わせた特殊な記憶喪失。



私は脳と記憶喪失の仕組みについて調べ始めた。