1時間目は大っ嫌いな英語だった。
なんてゆうか先生が無理。


英語が終わるとあたしは化粧ポーチと鏡を鞄にしまっているミユの席へと向かった。


「リオさんにメールしたよっ」


「マジで?なんて言ってた?」


椅子から立ち上がって嬉しそうにあたしの傍に来るミユ。

顔近いし…


「紹介してくれるみたいよ。でもこの学校の3年生でもいいか?だって」



もうミユは
全然オッケーと言わんばかりに首を上下に何度も振っている。


「ありがとね。ゆずな大好き」


嬉しそうにするミユを見てたら何だかあたしまで嬉しくなって来る。
リオさんに聞いてよかったなあー。



「よかったねミユ。でさー昼休みになったら3年生の階に来て。ってリオさん言ってたよ」