あーまだちゃんとリオさんに話せてなかったよ。
「えーとコッチの髪が茶色い方がミユで、コッチの髪が黒いのはアヤカです」
リオさんは二人を交互に見た後
「どっちも本当に可愛いわー。男いっぱい寄り付いて来たらどうしちゃう?」
なんて場の空気を和ませてくれた。
さすがリオさん。
こうゆうとこはスゴい大人。
二人もようやく話せるようになり簡単に自己紹介をした。
二人とも最初こそ敬語で話ていたものの、
「別に敬語じゃなくていいよ」
とリオさんの一言でほとんどタメ語で話している。
時々ぎこちない敬語交じってるけど。
二人ともリオさんと仲良くなってくれて一先ず安心。