海里を待っていた私に、

こんな不運な事がおこるなんて

思いもしなかった。

それは突然とやってきたのだ。

ポツ…ポツ…。

え?なっ何!?

ザアーーーーーーーッ。

「ぎゃあーーーー。雨えええええ。」

私は急いで走った。

それから、近くの公園の

ドーム型遊具に逃げ込んだ。

その中にある椅子に座ってから

「ふぅっ。間一髪だった。」

とため息をつきながら私は言った。

海里…今頃どこにいるのかな…。

私の事探してる…?

ねえ…。どこにいるの…?

教えてよ…。海里…。