?「ねえ!やめなよ。かわいそうだろ、前から思ってたんだけどー」
「は?お前こいつの味方すんの?」
?「まあ、そうゆうこと!はい!どっか行った行った!」

俺は一瞬、何が起きたのかいまいち理解できなかった。
いままであいつらからすると
おれえのいじり、をやめさせてくれる人なんていなかったから。

?「大丈夫?もう!いじめられたくなかったら、ちゃんと反抗ってゆうか、抵抗しないと!はい!立てる?」

その人は手を出して首をかしげている。
かわいい...確か、同じクラスの...
向日 葵だったっけ?
ひまわりみたいな明るい笑顔が特徴だった。

葵「立てないのww?」
俺「立てる!大丈夫っ!ありがとう...」

俺は向日の手を借りて立ち上がった。

葵「あんた男なんだから、しっかりしなよ!じゃっ☆」
俺「う、うん。じゃあ...」

俺はなんだか突然の事すぎてその場からしばらく動けなかった。
心臓がドクドク鳴っている。
急に立ったせいかな...?
うん。そ、そうだ!急に立ったせいだ!
俺はそう思い、次の授業の準備を始めた。