でも、もしここで、こいつの嘘を受け入れたら?
宮野の心は麻痺したまま。助けられない!

自分「嘘つかないで...!嘘つかないでほしいの...!お願いだから、本当のことを言って!」

必死だった。宮野を助けるんだ...!
勝手な正義感かもしれないし、おせっかいかもしれないけど、
同じ後悔は2度としたくない。

優「わかった。本当のことを言うと、気にしてなかった訳じゃない。でも、こうやってまた、向日と話せてよかった。」

やっぱり気にしてたんだ。また申し訳なさがこみ上げてきた。
もう一度謝ろうかと宮野を見ると...
みるみるうちに顔が赤くなっていく。
笑うのを我慢しようと思ったがそれは無理で...

自分「...ふっ...ふははははは...やっぱ宮野って面白いねww」

笑ってしまった。

自分「顔が赤いよ?www」
優「あ!ごめん...!」

自分「ううん!ってかなんで謝るの?ww」

優「あ...何となく...ww」

なんとなくなら、謝らない方がいいのにw

自分「よしっ決めたっ!これからは、あたしが宮野を守るよ!
それと、あたしのこと、向日じゃなくて葵って読んでよ☆ww」


前々から思っていたことだった。やっと伝えられた。


優「お、おう...ありがとう...」

嫌じゃないかちょっと心配だったけど話を続ける。

自分「それと...あたしも、宮野のこと...優磨って読んでもいい?」

よくよく考えると、すごく恥ずかしいことだ!


ドキドキ

ん?

自分「...だめ?だめならだめで、全然いいけd」
優「いいよ別に!逆に、名前でもらうとか初めてで、緊張するな...w」

よかった。
こうしてまたあたしは、優磨と話せるようになった。
うれしいと思った。これからは全力警護だ!ww
がんばるぞー!