いよいよ部活の休み時間。
待ちに待ったこの時...。
緊張以外の何物でもない!

はぁ...早くこないかなぁ。はやくこの緊張から解放されたい。

そんなことを思っているうちに...。

ガラガラ。

優「遅くなってごめん...!」

自分「いいよ、こっちこそ急に呼び出してごめん...気づいてくれたんだ...よかったぁ...。」

優「おう...」
自分「...うん。」


............
もう!なんで言うって決めたのに出てこないの?
はやく行って楽になろう!

自分「あぁ。それでね、話っていうのが...」

自分「この前はごめん!」

勢いよく頭を下げる。

優「ちょっ...!なんだよ急にっ...」

自分「この前、あたし、ひどいこと言っちゃったでしょ...?」

本当に思い出すだけでも申し訳ない気持ちになる。

優「あ...あぁ...。あのこと...。」

自分「すごい言い訳みたいになっちゃうんだけど、ああいうしかなくt...」
優「べつにいいよ!そんな気にしてなかったし!」

嘘をついている、宮野は嘘をついている。
あたしはそう確信した。