2人のこの様子だと、今横町の裏にあると言う神社で夏祭りがやっているみたいである。
「いや、明後日にあるんだ」
上野さんが言った。
「あ、明後日ですか?」
何だ、ビックリした。
と言うよりも、お祭りに行くこと自体が初めてだからどうすればいいのかわからないのだ。
祖母は足が悪かったから、あたしと一緒にそう言ったイベントに出かけることはできなかったのだ。
本当は小さい頃に亡くなった両親が連れて行ってくれたかも知れないけど、あいにく小さい頃の記憶は覚えていないに等しい。
そのうえ友達もいなかったから、そう言う機会に恵まれなかった。
「夏祭りと言えば、浴衣じゃねーか?」
そう言った上野さんに、
「だったら俺明日、さくらさんに聞いてみる。
さくらさん、浴衣とか着物たくさん持ってるみたいだし」
安部さんが言った。
「いや、明後日にあるんだ」
上野さんが言った。
「あ、明後日ですか?」
何だ、ビックリした。
と言うよりも、お祭りに行くこと自体が初めてだからどうすればいいのかわからないのだ。
祖母は足が悪かったから、あたしと一緒にそう言ったイベントに出かけることはできなかったのだ。
本当は小さい頃に亡くなった両親が連れて行ってくれたかも知れないけど、あいにく小さい頃の記憶は覚えていないに等しい。
そのうえ友達もいなかったから、そう言う機会に恵まれなかった。
「夏祭りと言えば、浴衣じゃねーか?」
そう言った上野さんに、
「だったら俺明日、さくらさんに聞いてみる。
さくらさん、浴衣とか着物たくさん持ってるみたいだし」
安部さんが言った。