「わーっ、見せるな!」
安部さんは見たくないと言うようにフライパンで自分の顔を隠した。
「シールだって言ってるじゃないですか!」
シールでも怖がる理由があたしにはよくわからない。
「ノゾミちゃん、これがぬいぐるみだったら気絶してるとこだよ」
上野さんが言った。
「えっ?」
シールもダメなら、ぬいぐるみもダメなの!?
「お前、ノゾミちゃんに何吹き込んでるんだよ!」
「アドバイスと言え、ア・ド・バ・イ・ス」
安部さんと上野さんはギャーギャー騒いでいる。
カエルのシール1つでこんな大騒動って…。
かわいいイラストのカエルが泣いているように感じたのは、あたしの気のせいだと思いたかった。
安部さんは見たくないと言うようにフライパンで自分の顔を隠した。
「シールだって言ってるじゃないですか!」
シールでも怖がる理由があたしにはよくわからない。
「ノゾミちゃん、これがぬいぐるみだったら気絶してるとこだよ」
上野さんが言った。
「えっ?」
シールもダメなら、ぬいぐるみもダメなの!?
「お前、ノゾミちゃんに何吹き込んでるんだよ!」
「アドバイスと言え、ア・ド・バ・イ・ス」
安部さんと上野さんはギャーギャー騒いでいる。
カエルのシール1つでこんな大騒動って…。
かわいいイラストのカエルが泣いているように感じたのは、あたしの気のせいだと思いたかった。