私は麗奈さんとコンビ二を出た。
タカとこんな風に会えるとは思ってなかったから、ちょっとびっくりだな……
いや、かなりびっくり
「優ちゃん、こっちゃんに用があってきたの?」
『あ、はい!』
「こっちゃんの事好きなの?」
…………………え?
麗奈さんは真剣な目をしていた
冗談ではないっぽい
でも、らなんでそんなこと聞くの?
『どうしてですか?』
「んー。確認かな?」
はぁ?!確認?!
ますますわからないし
ていうか最近よく聞かれるね!
好きって言って自分が嫌な思いするのもなんとなくわかる
いや、わかんないけど…
私は覚悟をきめた
『好き、ですよ…』
次言われる言葉から身を守るように私は肩に力を入れた
「ふーん」
微笑んでいるのに鋭い目つき
覚悟なんかより先に恐怖を覚えた
「私ね、こっちゃんとは幼馴染なの。」
「こっちゃんはやっぱ可愛い顔してるじゃない?中学の時から男女かまわず、大人気だった」
「顔目当てに告白してくるやつも大勢いた
『わ、私は…………!』
『顔目当てなんかじゃ、ないです…』