『りっくん、彼女さんとなんかあったの』
「あー。面倒くせえ、絶対お前理解出来ねーもん」
なんて頭をくしゃくしゃしながら私の布団にダイブする
…そこ私の布団
てか理解できないってなによ
『い、言ってみなきゃわからないでしょ?!』
私はベッドの端っこに座った
りっくんは、私の後ろにいる
必死になってる顔は見られたくないからね
「あのさ優、始めから話すから。お願い聞いてもらっていいか…………?」
『ちゃんと話してくれるなら…』
ドサッ
するとりっくんは私の肩をもって後ろに倒した
そして、私の首の隣にりくんの片手がある
これは…
『りっく…』
名前呼ぶ暇もなく
さっきとは違うりっくんの甘くて優しいキスが降ってきた
一瞬だけど、愛のあるキス
気持ちのあるキス
「俺、優が好きなんだ」