でも、言ったらタカに伝わる危険が大きい
バレたら終わり。
でも、どうしよう
嘘なんて、つきたくない。
『す、す、す、好きだよ』
「ふーん。」
りっくんはすごく冷めた目で、私を見てきた。
〝怖い〟
反射的に頭によぎった言葉
話題を変えないと!
『りっくんも!最近どうなの!』
「誰と」
『彼女、さん?』
「あ…、あー……。」
りっくんの整った顔がどんどん歪んでいく
…最悪。
地雷を踏んだ。
もう、今にも泣きそうな叫びそうな
なんかよくわからない顔
「…………知ってたんだ」
『え?う、うん』
う、なによ。
………やっぱリスちゃんとなんかあったのかな
『りっく…』
PLLLLLLLLLLLLLL