……服も着替えないと
だいぶ暗かったししゃがんでたからタカにはこの服は見えてない、はず
ていうか、意味わからない!!
タカがなに考えてるのか…全然読めない
でも、私に好意がないのは確実。
『変な期待すんな。私』
唱えたら、心に刻み込める気がしたから
気持ちが溢れたら、おしまい。
そう。THE END。
それと
隠れてたのバレたのはキツイな…。
タカから隠れてたわけじゃないよ?
そう言いたいけど、泣いでたってのも恥ずかしくて言えない
勘違い…されるよね
「優!遅えぞ!まだかよ」
カーテンを勢勢よく開けて入って来たのは、タカ。
ここが更衣室って、わからなかったんだね……
目の前のタカの瞳の中には
…………下着姿の私がいる
「ごごごごごめん!!!あの、その、悪気はなかったん……だよ!!」
『わ、わかってる!早く出て!』
「お、お、お、おおう!」
タカ…動揺しすぎだよ…
私はすぐポロシャツを着て更衣室を出た