連れてかれたのは近くにあった物置の裏






ドンッ




『痛っ』









…これは世間で有名な“壁ドン”ってやつですか




壁ドンはキュンキュンするものだと思ったけど




………今は恐怖しか感じない。










「俺、あんたの事気に入ったわ」





『意味わかんないんだけど…』








「純粋な女の子ぐちゃぐちゃにしたくなる…」






へ、変態だ!
くそ変態野郎だ!!!!!










私もキツイ目つきに負けずと睨んだ








「いいね。やっぱ好きだよ」





え?

顔が近づいてくるんですけど?




え?え?えーーーーー?!









『んっんぅ』






晶さんの唇と私の唇が重なる
力が抜けて抵抗できない…