「ま、お前もともとお前体力ないもんなぁ。」
でました。タカの毒舌
『違うし。バカ』
私が拗ねたように顔をそむけるとタカはクククと笑いを堪えてるみたいに笑った
そんなに笑うことないじゃん。
………嫌な気分じゃないけど
私は恥ずかしくなってそっぽを向いて歩いた、
「ほら。ついたぞ。」
え?、と小さな声をあげ上を向こうとしたら
「はい。見せませーん。」
タカは私を胸に引き寄せて
上を見るのを…ていうか視界がタカだけになった。
…やばいやばい。
近いよ。タカの匂いがするよ。
隠すならさ、ほら。目だけ隠すとかあるじゃん?なんで?なんで?
天然なの?天然なのね?そうなのね?
私は何も言えず、動けず。ただタカの胸の中で頬をりんごみたいに真っ赤にしていた。