「まぁ、そりゃ探すか。ぞっこんだしね」


「諦めろって言ってんのにさぁ」


「無理だって。絶対あれ本命がいるんだよきっと」



目の前の意地悪女3人がそんなことを言う。



「分かんないじゃん!彼女居たとしてももしかしたら遊びかもしれないじゃんか」


「そう思いたいだけでしょ雪」


「まぁね」



そうだけども、振り向いてくれないかなって、勝手に。想ってる。