「好きにしろよ」





その言葉を言い放った琉珂の表情が忘れられなくて、今だに胸を締め付ける。




あれからバイトは続けているけれど、引きずりすぎて更に失敗ばかりしてしまう。




平日の水曜日だからか、お客さんもまばらでいつにも増して暇。




適度に休憩しながら、終了の時刻を待つ。