しばらくして、ホールに戻る。




さっきの失敗を取り戻す!のは無理かもしれないけど、お仕事だから頑張らなくちゃ。




「いらっしゃいま・・・せ・・・・」




白アンティーク調のフローラガラスドアを開けて入ってきたのは




知らない女の子を連れた、琉珂の姿だった。




琉珂もここにあたしがいるっ知らなかったから、すごく驚いた顔してる。





なんでこんなタイミングで来ちゃうの??




しかもまたあたしの知らない女の子連れて、なんでこの場所にくるの?





「お席へ・・・ご案内いたします・・・」





接客は笑顔じゃなくちゃいけないのに、こんなの笑えるわけないじゃん・・・・