なんだかんだ一日が過ぎ帰宅時間。 「じゃあねー」 「はーいバイバーイ」 私は美優と違って部活に入ってない。 ちなみに美優は軽音部のボーカル。 可愛いし、声が透き通ってるから男女問わず人気。 私とは違ってすごく可愛い…。 ここまでくると羨ましいよどころか妬ましくなってしまう。 私も少しは自慢できるくらいの取り柄がほしかったな…。 「なっちゃーん」 そんなことを考えていたからか…忘れてた… こいつの存在を。