「そんなに深く考えこんじゃって夏海にとっては珍しいよ」

確かに…


「ましてや爽太くんのことだなんて…」


私がここ二三日ボーッとしている理由を美優は知っている。


だから放課後になるとボーッとしている私に話しかけて来てくれる。


部活も忙しい中で…