「ねぇ〜、もう聞いてよ!隼人がね!」


そう言い始まる愛莉の
マシンガントーク。

今日も絶好調だ。


大体の内容は彼氏の隼人くんの話

今日は惚気ではなく
隼人くんに怒っているようだ


その内容は

隼人くんが時間にルーズ過ぎるらしく

昨日遊ぶ約束をしていたのにも関わらず
普通に寝過ごした隼人くんに
愛莉は怒っていた


「おこだね、愛莉」

私がそう言うと

「おこだね、とか最近の言葉?みたいなの使わないでよ」


私が少しからかっても機嫌がなおらない

と、いうことはかなりこの件に関して


「おこ」みたいだ。


「なんかさ!時間にルーズだとこの先遊びたくなくなるんだよね〜。のくせさ!うちが少し遅刻すると向こうはすぐ怒るんだよ〜」


「あ〜!分かるね!でもうちもルーズだし人の事言えないわ〜」

少し笑いながら言うと


「それな!」

そう返ってきた

まぁ、何も言い返せない。
だって私、すんごく時間にルーズ

なおさなきゃと思いつつも
やっぱ、自分の性格は中々なおらなくて